2016年11月10日木曜日

NVIDIAディスプレイドライバの応答停止と回復

NVIDIAディスプレイドライバの応答停止に対するアクセスが止まりませんので、元の使用状態に戻るまでの経緯をまとめておきます。結局、ビデオボードを交換することでしか解決できませんでした。なんの問題もなく使えていたのに、突然、異常が起こる。ハードではなくドライバの問題のようです。windows7のアップデートと係わりがあるように思えますが、専門知識はないので、確言はできません。NVIDIAはこのユーザーの悲鳴に対応できないのでしょうか。

2014/8/7 ネットサーフィンしていたら、突然、画面が黒くなった。わけがわからなかった。パソコンがいきなり勝手に終了してしまったらしい。電源を入れ直したら、モノクロの、異常終了したという表示と起動の選択画面が出た。セーフモードで起動。一応、デスクトップにたどりつけたので、ハードディスクのクラッシュではないらしい。コントロールパネルを出して復元を試みる。しばしの時間が経って、復元したはずなのに、パスワードの入力画面を呼び出せず、何やらわからないアルファベットがいっぱいのブルー画面になって、再び起動の選択画面が出る。無限ループにはまったのではないかという不安に襲われる。何度か試みているうちに復元に成功。いつもの招き猫のパスワード入力画面が出た。Windows7起動に成功して、デスクトップ画面に。いきなり真っ赤になったカスペルスキーに怒られた。あわてて定義ファイルの最新版をダウンロード。こっちは何にもやっていないんだけど、何でこうなる。最悪の場面と羽が生えて飛んで行く札束を想像してしまった。Windowsが勝手に直せるていどの故障でよかった。

8/10 画面が一瞬真っ黒になったあと回復して、「ディスプレイ ドライバーの応答停止と回復 。ディスプレイドライバーNVIDIA Windows Kernel Mode Driver が応答を停止しましたが、正常に回復しました。」というようなバルーンが出た。この前の不調はビデオボードとドライバーの問題だと理解できた。 「NVIDIA、カーネル停止」でググったら、大量に出てきた。以前からNVIDIAのビデオボードで話題になっているトラブルだったのだ。頻発すると書いてある。そうなのかと軽く考えていたら、一日たって、こっちにも頻発するようになった。「今まで無事に使えていたのに何で。」って思う。ともかく徹底的な対策をとらなければパソコンを使えなくなってしまう。最悪ビデオボードの交換だ。 いろいろ書いてある修正法をながめながら考える。一番簡単だと思ったのは次の「ヤフー知恵袋」の解答で、これを試してみることにした。マイクロソフトのサポートなので問題はあるまい。

「ベストアンサーに選ばれた回答 shilfeed3104さん。2014/4/1313:26:14 「ディスプレイドライバの応答停止と回復」は、そのドライバが古いために起こっているのではありません。http://support.microsoft.com/kb/2665946/ja ↑表題のエラーに関するMicrosoftのサポートページ

原因についてはいくつかあるようですが、かなり多くの発生例があるようです。リンク先のページを参考に修復してみてください。」

取りかかる前に、データをDVDに保存。パソコンが壊れても金で解決できるが、集めたり書いたりしたデータはそうはいかない。 さあ!実行。「Fix it」というボタンを押せばやってくれるというので、押す。レジストリを書き換えるらしい。説明は書いてあるが理解不能。それをすませた後、方法2として、「最新の更新プログラムをインストールする」があり、それに従い、Windows Updateを使って、ドライバーを更新。さてすんだと、再起動したら、NVIDIAから最新ドライバーが利用可能だというアイコンが出て、ついでにやってやれと入れ替える。 今のところ解決できたように思える。そうあってほしい。何日か怯えながら使うことになる。

8/13 マイクロソフトもまったくあてにならんわ!!いじるたびに具合が悪くなって、Windows7の起動すらできなくなった。最新ドライバーも効果なし。セーフモード起動は可能なのでファイルをいじったりはできる。いつまでたっても同じことの繰り返しになり、どうせ壊れたんならかまわんと、ネットで、こいつの干渉の問題らしいと指摘されているwindows-system32-driversの中にあるnvlddmkm.sysを削除してやった。 何にも期待せずに再起動したら、Windows7が簡単に起動。デバイスマネージャーにはディスプレイドライバーがないという表示が出ていた。削除したやつのことらしい。以前と同じようにどのソフトを複数起動しても問題がない。ただ、代用に使っているやつが古すぎるのか、画面の解像度が1600*1200どまりで、1920*1200のこちらのディスプレイでは何もかもが横長に表示される。ともかくハードの問題ではないことがはっきりした。 Windows7が最初から用意しているやつを新しいものに書き換えるという作業に挑戦してみる。それでダメならグラフィックボードの交換だ。

8/14 深夜、ネットに書いてあったWindows-winsxs内のnvlddmkm.sysを最新のものに置き換えると言う作業に着手。システムファイルなので、ずいぶん手間がかかる。ネット上の知識だけではダメで、上の階層のフォルダーの所有者をアドミニスレータに変更することで、ようやく可能になった。ファイルを置き換えて再起動すると、何日かぶりに1920*1200の正常画面があらわれた。あまり負荷をかけないようにして、マルチタスクも可能。「明日どうなるだろうか」と期待を持ちながら眠りについたのに、マイクロソフトがアップデートで16ものファイルを新たに入れてくれたのである。それが影響したのかどうかはわからないが、元の木阿弥。 ネットに書いてあったことはすべて試した。もはや手の打ちようがなく、ビデオボードを交換するしかない。ソフトの問題ではなく、ビデオボードの高機能な部分に何らかのトラブルが出たのかもしれない。 Windows-system32-driver内のnvlddmkm.sysを削除しておけば、1600*1200サイズでの起動は安定して可能だから、使えることは使える。ディスプレイが1600ドットを1920ドットの画面サイズ一杯に引き延ばしてくれるから、横長になるだけである。 出たついでに日本橋へ寄り、ビデオボードを買おうとしたが、規格がいろいろあって、うちのものがどれなのか解らない。すごすごと帰る。明日、出直しだ。

8/15 朝、ゲートウェイのシールを切って、パソコンのサイドを開ける。初期不良以外のメーカー保証なんて当てにしていない。ネジ二つ外すだけで簡単に開けられた。扱いやすく、しっかりした良いケースだ。漏斗型のカバーの底でファンが付いているのがCPU。ケースの横の穴からその熱を出せるようになっている。今まで、何の意識もせずにそこに本をもたせかけたりしていた。ちょっと気をつけないと。その下にばかでかいビデオボード、NVIDIAのGeForh GTX 480がスロットを二つ分占拠して取り付けられている。下のスロットから熱気を排出しているらしい。CPUよりこっちの方が迫力がある。固定ネジを外し、力を入れて引っぱる。こいつは壊れてもかまわないが、基板を傷つけたりしてはいけない。取り付けられているPCIexpress・2.0スロットは拍子抜けするほど細くて小さかった。ともかく中の構造はわかった。

NVIDIAはこりごりだから、ATIのやつを買おうと思って日本橋へ向かう。最初に目に入ったPCワンズへ。大きな箱に入っている最新のやつはPCIexpress・3.0と書いてある。動くかどうかわからない。3Dゲームはやらないから、小さなやつと探して、PCIexpress2.1(*16)と書いてあるATI RadeonHD5450搭載の玄人志向グラフィックボードを見つけた。これはネットで調べたGTX480とほとんど同じ規格。そばにいた店員さんに、PCIexpress2.0でも動くことを確認してから購入した。¥3280なり。

帰宅して、箱から取りだしたビデオボードはびっくりするくらい小さく、ファンも付いていない。あらためて箱を見たら「ファンが無く音が”静か”な放熱設計」と書いてあった。容積は四分の一か五分の一に減ったのではないか。元々、スピードが速くて、ハードディスク容量の大きなパソコンを求めたら、オーバースペックのビデオボードが付いていただけで、この新しいビデオボードの方がこちらの使用法に合っているのだ。PCIexpressスロットに押し込む。固定ネジを締めて作業終わり。簡単。サイドを閉め、コード類を付けてパソコンを起動。無事に表示された。Windows7が勝手にドライバーをダウンロードし始める。これは楽ちんと眺めていた。ダウンロードが終わって、画面のプロパティから表示を1920*1200に替えようと思ったら、そんな数字がない。1920とコンビを組むのは1440のみ。横縦四対三のディスプレイにしか対応していないのだ。今時、横長ディスプレイに対応していないビデオボードがあるか。Windowsはどこから引っぱってきたのだ。ボード付属CDのドライバーを入れる。動いているのかと不安になるくらい時間をかけて入れてくれた。再起動すると、画面は自動的に1920*1200になっていた。一件落着。どのソフトを動かしても問題なし。盆休み全部つぶれるかと思った。ああしんど。

8/20 マイクロソフトのアップデートで、Windowsの起動が不可能になる不具合がでるというニュースに接し、自分のパソコンを調べてみた。おー!きっちり入っとるわ。KB2982791、KB2970228の二つ。でも、何の影響もない。この前、NVIDIAのグラフィックボードで起動不能になったのは、やはりアップデートのせいだったのかもしれない。深刻な状態になっているのはNVIDIAボードを使用しているパソコンではないか?  異常がなくても削除しろというが、面倒なことを書いてあって、手をつけかねていた。調べているうちに、異常の起こっていないパソコンでは、コントロールパネルのプログラムのアンインストール。インストールされた更新プログラムを表示させて削除すれば良いというのを知り、それなら簡単と済ませた。ちょっと安心。NVIDIAのGeForce GTX480が使えなくなったのは、アップデートに問題があったのではという気がだんだん強くなる。ドライバーを外せば使えたのだから。ハードは問題ないのかもしれない。  ATIのRadeon使用のグラフィックボードに変えてからは面倒なトラブルは起こっていない。が、「Milkdrop for aimp」を使おうとしたら、「これは3Dアクセラレーテッド・ディスプレイアダプターがお前のコンピュータに見つからないことを意味する」なんて表示が出て拒絶された。3D文字のスクリーンセーバーを使っていたのだが、より新しい種類のビデオカードが必要だとのたまう。デスクトップのAeroも効かない。遊びの部分でいろいろ制約が出てくるようだ。今まで何でもできただけにさびしさがある。もの足りなくなったら新しいものを買うかもしれない。

8/21 ATI RadeonHD5450は3Dを使えないのだろうかと気になってググったら、最新のドライバーを入れたら3Dも可能になると書いてあった。玄人志向ももう少し新しいドライバーを用意してくれよと思うが、「ダウンロードを思いつかないような素人は手を出すんじゃねえ」という商品なんだろうな。  さっそくAMDのドライバーサイトへ行って、ダウンロード、インストール。AUTOというボタンがあったので押したら、必要ドライバーの検索など全部自動的にやってくれた。全部すんだ後でデスクトップ右クリックしてスクリーンセーバーを見たら、3D文字が表示されていて効いたのがわかった。アエロも使えたし、「Milkdrop for aimp」も起動できて、ようやく元の環境が戻った。GeForth GTX480に比べて大幅に省エネになっているはず

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