ユーチューブを流し見していたら、ケーキやクレープ作りの工程を見せる番組で、「ドングリを辿っても、着きません。森の小さなレストラン 空っぽのポケットを弄って…」という歌を流しているケースがある。その軽やかなリズムとメルヘンチックな歌詞にひかれて、ネットで調べてみた。歌詞をそのまま入れると情報が出てくる。「森の小さなレストラン」という曲だった。
「ドングリを辿っても着きません 森の小さなレストラン
空っぽのポケットを弄って 忘れた人から辿り着く
予約は一つもありません 森の小さなレストラン
空席だらけのランチ時 小鳥がパタパタ笑ってる
真っ赤なペンキのトタン屋根 メニューはおすすめ、そればかり
厨房の方から聞こえてる バイオリン、フルート、チェロ、ビオラ
ようこそ ようこそ、いらっしゃい たらふく食べたら、お眠りよ
それでは皆さん、さようなら 明日は明日で、エトセトラ
右から左へおおわらわ 手のりの子熊も踊りだす
カルパッチョ パエリア、オードブル リゾット、デザートはありません
お墓の中まで届けましょう 今宵は最後のフルコース」
楽し気な歌が、最後の2フレーズで一気にシュールな考えさせる歌になってしまった。これNHKの「みんなのうた」でやっていたらしい。子供は怖がりはしないか。どういう情景を想像したら良いのだろう。こっちはお墓に近い人だけに。