2020年11月28日土曜日

容疑者 浮上

 数年前、団地の駐輪場に停めてあった私の自転車のサドルが誰かのいたずらで傷つけられた。ほんの数時間のできごとである。恨みを買う覚えはないし、住んでいるわけではないから、私の自転車と特定されるはずもない。行きがかりの無差別犯行である。むかついた。刃物の先端を突き刺したのだろうが、通路から一、二歩中に入らなければいけないし、それなりの面倒はある。しかし、やるにしても気の小さなやつだと思っていた。意図がわからない。
 今になって、そのいたずらの容疑者が急浮上してきた。↓こやつである。
隣に停めた自転車の荷台は雨よけのビニールで覆ってあった。少し押されたような凹みがあって、その周囲はピンと張りつめられた感じがあった。翌日、見たときにはカッターで切ったような長方形の穴が開けられ片端からめくり上げられていた。次の日には、その切り口が大きく拡大されていた。人間のいたずらにしてはおかしい。
 それ以前から、カラスが駐輪場の自転車の上を飛び跳ねているのは何度か見ていた。買い物かごを狙って餌あさりをしているのだと見当がついてきた。
 サドルの傷もこいつのクチバシと考えれば、その形状と符合する。刃物なら直線状の鋭い切り口になるはず。しかし、なんで俺のサドルなんだ。食い物がありそうには見えないだろ。「♪カラスの勝手でしょ~」と頭の中に返ってくる。

2020年11月18日水曜日

児童公園の雑草、薄れつつ

 コロナ肺炎対策の活動の自粛に疲れて、みんな徐々に生活を元に戻しつつある。親の禁止が解けたのか、子供たちが児童公園で遊び回るようになった結果、支配領域を広げていた雑草が、踏み散らされて薄れてきた。草の勢いが衰える季節というのもあろうが、それだけでは済まない薄れ方で、公園も元に戻りつつある。

 人の活動が盛んになるにつれ肺炎感染者も急増しだした。悩ましい問題である。屈強なスポーツ選手でも感染するくらいなのに、こちらには用心するしか対策がなさそうだ。心理的なレベルで実効性なんかありはしない。安倍マスクは一度使っただけでどこかへ姿を消してしまった。もう一つ残っているから使うか。多少の有効性はありそうに思える。これも心理的なレベルにすぎないかな?

2020年11月15日日曜日

マウス交代

 ずっと使っていた光学式マウスが壊れた。マウスはたくさんあったはずとガラクタ入れの中を覗いたら、三個しかない。いつの間にか使い潰していたらしい。三個のうち一つしかない光学マウスは無線式で、少し斜めになっている机では勝手に転げ落ちてしまう。Win98時代に使っていたボールマウスの二つのうち、どちらを使うかということになって、XNTeckと書いてある台湾製マウスを使うことにした。けっこう気に入っていたやつだが、光学式を使うようになって外れたのだった。ずいぶん古い。この会社は今も存続しているだろうか。右手で扱いやすいように形状を少し変えてある。私は右手の負担を減らすため、マウスは左手で使うようになったのだが、操作に問題はなかった。時々の掃除が面倒になるけれども、新しいものを買うほどのことでもあるまい。もう一つのマウスはソーテックのパソコンに付属していたやつだ。パソコンもまだ部屋の片隅に残っている。

2020年11月13日金曜日

自転車ギアーの摩耗

  六段変速の自転車のギアーの第六速が、力を入れると空回りするようになった。チェーンが固まっているのかと思って油を入れても同じ。ギアーが摩耗したのかもしれないとしげしげ眺めたら、やはりその通り。テッペンが低くなっていると想像したのに、溝の部分がすり減って、カーブが緩やかになり、トゲの部分の幅が小さくなっていた。

 パンクの修理ついでに自転車屋で聞いたら、同じギアーばかり使っているからだと言う。そうは言われても、坂道を登る時以外に細かいギアー操作は必要ないから。

 車を避けるためにダッシュと思っても、空回りしたら危険である。第五速のギアーを使うことにした。これも十年くらい保つだろう。それくらい使えたら、買い替えを惜しむこともあるまい。