2021年1月30日土曜日

補助資料集に「男神社」を追加

  地図を眺めていて、神武天皇の兄、五瀬命が崩じたという男之水門が、和歌山と大阪を結ぶ古代の交通の要衝であったことに気付いて書く気になった。山中川、金熊寺川沿いの二本の主要道がここで合流している。南へ向かって孝子峠へ向かう道も含めてよいだろう。和歌山から山越えに男之水門に入り、船で大阪へというのが労力の少ない交通路だったのである。地形を見ると、男之水門はあまりもちそうにない。早い時期に廃れたのではないか?

 和歌山へ向かうときに何度も通っている道なのに、海岸部に男之水門があることに、長い間、気づかなかった。気づいただけましだわ。無意識にアンテナを広げているんだろうな。でも、これを読む人はほとんどいないと思う。それほどマイナーなネタだ。

Link 男神社

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