2017年12月24日日曜日

天王寺動物園

 昨日、天王寺動物園へ行ってきた。

 天王寺公園を通って日本橋へ行こうとしたのだが、公園の芝生でみんな楽しそうに遊んでいて、動物園の入り口が正面にあるものだから、こちらものんびりしたくなる。久しぶりに動物園に入った。入園料は500円也。
 入り口から長い坂を降りると巨大なバードケージが目に入る。この入り口から入るのは始めてなのだろう。こんなポジションは記憶がない。人間がケージの中に入り鳥を眺める形式だ。コウノトリがたくさんいた。豊岡で繁殖に成功しているからわけてもらえたのだろうか?鳥の数は多かったが、シラサギ、アオサギ、ゴイサギ、鴨、鵜などあちこちで見かける鳥がほとんどだった。ただ、間近で見られるので、観察するには良い。ここの鳥は人間に慣れていて、うさんくさげににらみながら飛び去ったりしない。眼下1mほどの石の上でゴイサギが水面を見つめてじっとしていた。魚はいないけれど、習性というものだろう。しばらくゴイサギの背中を眺める。隣の熊舎では、マレーグマが二頭いた。ツキノワグマは一頭しかいない。もともと繁殖期以外は単独行動する獣だから、寂しいとかは人の思い過ごしなのだろう。シロクマ舎ではシロクマがおらず、飼育係らしい人がシロクマ運動場の白いセメントの上から、水濠越しに観客に向かって餌の解説をしていた。武骨な鉄ケージに覆われたコンクリート製の元猿山は荒れ果てたまま放置してある。あちこちで空きが目立つ。寂れた娯楽施設感が漂っていた。自然保護の高まりで、動物の入手が難しく
なっているというのは聞く。象も一頭しかいなかった。
←コアラ舎ではコアラが外に出てユーカリの木をゆっくり登っていた。これも初めて見る光景。部屋のガラス越しに見たことしかなかった。いつの間にか一頭に減っているようだ。陸橋をくぐって北園に入る。カンガルー舎、ラクダ舎がなくなっていた。ヌートリアがいる。これは岡山あたりに多い帰化動物だから日本製だろう。レッサーパンダが一頭いた。背中の毛が少し禿げていた。ストレスか。虎も減っている。死んだら補充できない様子。サバンナ舎へ行ったら、広い敷地にキリン二頭、シマウマ一頭、エランド一頭、ハゲコウ二羽がいただけ。寂し~い。サイもカバも一頭。あちこちに空きがあり、工事しているのどうかも不明。動物が手に入らなければ作っても仕方ないわけだし。行き止まりの場所があちこちにあって歩きにくい。入園者が増えて稼げれば動物も買える。動物にも客にも配慮した工事が出来る。残念なことだが、今のところジリ貧の逆スパイラルに入っているように見える。もうちょっと頑張ってくれ。

2017年11月20日月曜日

マイクロソフトエッヂの Html5 未対応

  Html5を知りたくて、少し前から本を読み出した。今日、試しに作ったファイルをブラウザで表示させると、クローム、ファイアフォックス、オペラは何の問題もなく表示したのに、エッヂは文字化けである。エッヂだけがHtml5に未対応。ちょっと驚いた。どうしたマイクロソフト。競合ソフトがすべて出揃っているのに、ちょっと遅れすぎじゃないか。勉強は続けるが、エッヂが対応するまで、ネットには出せないんだな。

 魏志倭人伝1をブラウザで表示させたら、自分の名前が「塚」でちょん切れて二行表示になっていた、以前は普通に表示できていたのだが、ブラウザのバージョンアップで変化したらしい。これはすべてホームページビルダーのいい加減なコード作りのせい。そういうことがわかるようになったのは、こちらの進歩。全部やり直しだけど、私の名前がどう表示されているかなんて読者にはどうでもいいこと。ゆっくり片付ける。

2017年10月27日金曜日

Notepad++

 昨日のドラフト会議。阪神は一位指名の清宮をクジで外し、外れ指名にも負け、三度目にようやくソフトバンクに勝って、ピッチャーの馬場を指名した。新人不作の年と言われて競合が多かったようだ。当たりか外れかは三、四年経ってみないとわからない。一塁しかできない清宮を指名してどうすると思っていたのに、いざ外れたとなると、何か敗北感が漂う。たぶん気分的なものだけだ。そう信じたい。

 ホームページのhtmlファイルの作成にエディターを使うことにして、もっと良いフリーソフトはないかと探したところ、Notepad++というのが見つかった。何年も放置された古いソフトより、今、勢いのあるソフトの方が良いに決まっている。オープンソースで開発されているプログラマー向けのテキストエディターと書いてあった。64ビット版もあったので、そちらをダウンロード。Emエディターは左端がガタガタになって見にくいのだが、このソフトは行頭がピッタリそろって非常に見やすい。UTF-8対応でShift-jis外の漢字表記にも問題がない。使い込んでみないと何とも言えないが、このソフトがメインになるだろうという予感がある。
 さっそくNotepad++を使って、漢書地理志燕地のレポート見直しに取りかかった。翻訳の間違いがいくつか見つかってがっかり。修正したやつをUPしようとしたが、サーバーが見つからないと表示された。27日の午前0時から5時までサーバーのメンテナンスでホームページにアクセスできないというメールが来ていたのを思い出した。

2017年10月26日木曜日

隋書倭国伝の一部修正、無料ソフト

 隋書倭国伝、地理志荊州・揚州を見直した。それぞれ修正とか解説の追加がある。特に隋書倭国伝の服装の記述に関し、ずいぶん勘違いしていたので大幅な訂正になった。

 スクラップソフトの「紙copi」がひと月経ったので金を払えと表示する。名前と登録番号を入れると黄色い「払え」が消えるのだが、再起動すると同じ事の繰り返しになる。「払ろたやんけー」と上品な私も柄が悪くなる。「何をさらしてけつかんねん」代わりに使える無料ソフトがあれば良いのに。ワード、一太郎もほとんど使わなくなって、今度、ホームページビルダーも使用しないと決めた。麻雀ソフトと二十年ほど前に買った辞書ソフトを除き、使用頻度の高いのは無料ソフトばかりだ。
 
 表計算 Libre office
 エディター Emエディター、Mery、真魚
 電卓 関数電卓kbc
 解凍 ALZip
 映像 VLC media player
 音楽 AIMP
 作画 Inkscape
 画像ビュアー Xnview
 地図ビュアー カシミール
 メモ・日記 wDiary
 ブラウザ GoogleClome Firefox Opera

 ソフトバンクはパソコンソフトを売っていた会社だったんだが。見切りを付けて見事な方向転換だ。こういう時代になるなんて予想できなかった。

2017年10月19日木曜日

レポートの一部修正

「諡号の秘密」、「邪馬台国九州説の研究」、補助資料集の「村屋神社」などを一部修正。内容的には変わらない。

 ホームページビルダーはダメだな。ジャストシステムにはがんばって欲しいのだが、編集画面でブラウザ画面と同じ絵を出してくれないと使えない。古いバージョンの方がましだ。バージョンアップのメールがしょちゅう届くけれど、高い金払ってこれでは、新たに買う気になれない。エディターを使うことにした。マイクロソフトのホームページ作成ソフトが無料化されているので、ダウンロードした。使えるかどうかはわからないけれど。

2017年10月15日日曜日

「歴史秘話ヒストリア」聖徳太子の実在

 NHKの「歴史秘話ヒストリア」で聖徳太子のことをやっていた。どうせ、「聖徳太子は実在しない」なんて類いの売らんかな本に基づいた編集をしているんだろうと期待もせずに見たのだが、案外まともで最後まで見られた。
 大王(オオキミ)だったのに、都合が悪くて日本書紀が太子に改変してしまったが、こういう偉大な指導者は実在したのである。「伊予国風土記逸文(釈日本紀巻十四)、道後温泉碑」には、法王大王と書いてある。「法隆寺金堂釈迦仏光背銘文」には法皇である。「上宮聖徳法皇帝説」という文献もある。おそらく聖徳法皇が本来の諡号ではなかったか。
 上記二つの、年代も場所も離れた無関係な資料には、法興六年、法興元世一年という年号が記されている。法興は三十年までで、翌年、法興元世と改元されたようなのである。その法興元世二年に聖徳太子が亡くなってしまった。太子の死後、年号は廃止されてしまったらしい。他のどの資料も伝えていない年号が存在して、これを無関係にねつ造するのは無理である。後世、消されてしまった年号は引っ張り出せない。それだけでも、二つの資料は聖徳太子時代のものだと認められる。番組では「法隆寺金堂釈迦仏光背銘文」を紹介していたが、最初に書いてある年号に関しては説明がつかなかったらしくすっとばした。干支が書いてあり法興元世一年は推古29年(621)である。だから太子が亡くなったのは622年で干支は壬午になる。621年とする日本書紀とは一年のずれがあるが、天寿国繍帳や聖徳太子伝私記の記す法起寺塔露盤銘も622年としており、日本書紀の方が疑わしい。
 専門家が実験した結果、この光背銘文は後から彫ったものではなく、制作時の鋳型に作られていた可能性が高いことがわかり、仏像と同年代、日本最古の金石文であることが確実になったという。
 聖徳太子の棺の断片ではないかという遺物も紹介されていたが、これに関して論評する力はない。絹と漆を何層にも重ねて作られた超高級品であることは理解できた。
 光背銘文には、王の尺寸に合わせて釈迦像を造ると記されており、聖徳太子は175~180cmくらいの長身と推定できるという指摘もあった。銘文は読んでいるのだが、そういうことには頭が及ばなかった。救世観音にもそういうことが伝えられていて、顔的にはこちらの方が実像に近いのではないか。仏像の形式離れした顔をしている。

「法隆寺金堂釈迦仏光背名文」は下記ホームページで紹介している。関連資料として「隋書倭国伝」もリンクしておく。

天皇号の成立と聖徳太子、推古天皇(聖徳太子は大王だった)
http://www.eonet.ne.jp/~temb/14/tennougou.htm

隋書倭国伝
http://www.eonet.ne.jp/~temb/16/zuisyo/zuisyo_wa.htm

2017年10月13日金曜日

「朝鮮紀行」 イザベラ・バード

 イザベラ・バードの「朝鮮紀行」を読む。「トリルを効かせ声を震わせて鳴く鳥のさえずりがまるでなく、カササギのおしゃべりと飛び立っていくツグミの騒がしさが、その魅惑的なコンサートのお粗末ながら代わりである。」、「城内でトラやヒョウが撃てると自慢できる首都はたしかにソウルをおいてはめったにない!」、「ヒョウはたしかに多くいて、ときにはソウル城内でもしとめられている。」、「トラが執拗に住民をさらいつづけたため、最近無人になってしまった村がある。」、「トラに対する恐怖はあまりに広く浸透し、中国のことわざが『朝鮮人は歳の半分トラを狩り、後の半分はトラが朝鮮人を狩る。』と請け合うほどである。」というような記述がみつかった。明治中期においてさえ、猛獣と隣接して住んでいる危険な土地だったらしい。

 魏志倭人伝の「牛、馬、トラ、ヒョウ、羊、カササギ無し。」という記述が際だってくる。帯方郡使もトラやヒョウに神経を尖らせて暮らしていたのである。

「ピンクのトキと斑点のある緑のカエル(トノサマガエルか?)はどこにでもいっぱいいる。」と書いてあるから、朝鮮のトキも日本と同じ道をたどったらしい。

2017年10月12日木曜日

キーボードを変える

 気分転換にキーボードを変えようとしたのだが、一番古いアプティバのキーボードを受け付けてくれなかった。ランプは点くのだがキーに対する反応は全くなし。Windows95用だから規格が変わっているのかもしれない。PS2ポートが付いていれば使えると思っていたのに、そうではなかった。古い規格はどんどん捨てられていくから、OSが対応していないのか。パソコンに付属していたキーボードに戻ってしまった。安っぽいが、案外使いやすいかもしれない。キーが平べったくて気に入らなかったけど、ノートパソコンから入った人は、こちらの方が自然なのだろう。
 ロジクールのPS2キーボードはどうかと思って付けてみたら、使えるではないか。アプティバがダメなのか。先ほど終了したとき、Windowsの更新があったが、それでドライバが入ったのだろうか。そうではないように思うけれど。
 もう一度アプティバキーボードを付けてみる。おー!認識した。これで手持ちのキーボードは全部使えることがわかった。二十年以上前のキーボードだ。まだまだ使えそう。

2017年9月15日金曜日

視覚効果 Milkdrop を AIMPで使う

 パソコンをシャットダウンしたとき、「電源を切らないでください」という表示が出てファイルを書き換えていた。Edgeが修復されたかなと思っていたら、はたしてその通りで、次に起動したときには使えるようになっていた。困らなかったのはクローム、Firefoxに続く三番手のブラウザだったからである。今回のことで、順位を落としオペラに次ぐ四番手になってしまった。

 aimpが4にバージョンアップして、milkdropが使えなくなっていたのだが、何とかならないかと再挑戦して成功した。

1、aimp_vis_winampというファイルをダウンロードして解凍。
2、AIMPのPluginsフォルダにaimp_vis_winampというフォルダを作って入れる。
3、以前、掲示板サイトからダウンロードしたmilkDrop2 for AIMP3 RC2.rarを解凍して、ファイルをすべてaimp_vis_winampフォルダに入れる。
4、AIMPを起動して、環境設定、プラグイン、視覚効果のインストールボタンをクリックし、aimp_vis_winamp記入、開くボタンを押す。これで視覚効果のなかにAIMP Winamp Wrapper0.2が現れるので、前の四角にチェックを入れる。これでAIMP Winamp Wrapper0.2が有効になる。
5、AIMPスキンの視覚効果の画面を右クリックして視覚効果を呼び出し、AIMP Winamp Wrapper0.2を選択して左クリック。画面にはAIMP Winam Wrapperとかの文字が現れる。その画面を左クリックして、現れた項目の中からLorded pluginを選択し左クリック。
6、現れた画面のファイル名にaimp_vis_winamp.dllを記入して開くボタンを押す。
(vis_milk2.dllが現れるのでクリック)
7、これでmilkdropが有効に成り、AIMPスキンの視覚効果部分を右クリックしてstartボタンを押すと、milkropが動き出す。

 非常に不安定で、他のファイルを起動して画面が変わったりするとmilkdropはストップしてしまう。ながら使用、マルチタスクはできないから、音楽を聴きながらぼんやりしていたいときにしか使えない。milkdrop画面の×印を押すとブルー画面が現れて、パソコンの再起動になってしまった。stopボタンで止めなければいけない。

 aimp_vis_winampのバージョンが0.2だったのだが、0.3というやつが見つかり、置き換えたら、マルチタスクができるようになった。これで問題なしかな?0.2でLoadしてから0.3にすること。0.3ではloadできない。

★★★
せっかく読んでいただいたのに申し訳ありませんが、Windowsのアップデートが原因と思われるシャットダウンが頻発するようになり、私の環境、Windows10では使用できなくなりました。winampがバージョンアップしていたため、そちらへ移行しています。
2020/05/22
★★★
Sound Blasterのドライバを最新版にすることで解決。aimpに戻りました。
2020/05/30

2017年9月13日水曜日

Edgeの不具合

 マイクロソフトのEdgeがネット接続できなくなった。「このページを表示できません」なんて出る。前日まで普通に使用できていたから、どうせアップデートかなんかやったのだろう。カスペルスキーでチェックしてもウィルスなどの問題はない。頻繁に起こっているようで、ネットでググるといくらでも出てくる。面倒な解決法を書いてあるが試す気はない。ブラウザはクローム、Firefox、オペラが入っていて、ネットアクセスに痛痒はない。使えないやつは使わないですますだけだ。マイクロソフトは技術力を落としているんだな。ブラウザのシェアトップはクロームで、Edgeは今後もシェアを落とすことが予想されている。勝手に使えなくするんだから無理もない。削除できるなら削除したいんだけどね。

2017年8月15日火曜日

馬見丘陵公園

 大阪の平坦な公園に飽きて、先日、奈良の馬見丘陵公園へ行ってきた。大阪の公園にも築山はあるのだが、人工的な盛り上げ感、退屈をぬぐえない。自然地形の微妙な変化が遊び心をくすぐるのだろう。以前行ったときに、駐車場を有料化すると書いてあったのだが、無料のままだった。屯鶴峯を過ぎたあたりから中和幹線という新しい道路が通じて、アクセスが良くなっている。途中、真美ヶ丘という住宅団地があるので、「まみきゅうりょうこうえん」だと思っていたのに、公園内の橋に「うまみきゅうりょうこうえん」とひらがなで書いてあった。「まみ」は開発業者のイメージアップ地名らしい。公園は南、中央、北、緑道という四つのエリアに分かれている。広大だし、人も少ないのでゆっくりくつろげた。緑道エリアは遊歩道周りの少しの幅しかない。近鉄の池部駅から1kmほど続いて北エリアへ入る。周辺の空き地をみると、これからも拡張するのかなという感じだ。北エリア、中央エリアはいくつかの古墳とため池を抱え込んでいる。南エリアの外にも巣山古墳という巨大古墳がある。この古墳もいずれ公園内に取り込まれるかもしれない。古墳や神社を訪ね回っていた頃、この古墳と讃岐神社を見に来たが、古墳の横の道はうっそうとした木立に囲まれて、薄暗く気味が悪かった。家が一軒あったように覚えている。木々はすっかり切り払われて明るくなり、古墳の様子がよく見える。公園全体が広くなっていたし、工事中の場所もあった。まだ発展途上の公園だ。子供の遊具などは北エリアの一部にしか置いていないが、走り回れる場所はかなりある。南エリアの丘の上で、涼風に吹かれながら、コンビニで買ったお握りを食べ、本を読んだり、寝転んだりしながら半日を過ごした。蟻が邪魔をしてくれたが、これはどこへ行っても同じだ。リフレッシュ感がかなりあって、満足。
 大阪はクマゼミばかりになってしまったが、ここではアブラゼミが主体だ。大阪より少し涼しいということなのかな。

2017年7月22日土曜日

古代史ニュースにデータ追加

 仕事が切れて、子供の夏休みのようになってしまった。以前にも何回かあったが、今年が一番ひどい。三月に機械が故障して、修理部品がないと言われて、一時は廃業を覚悟したから、このままでも構わないのだが。
 時間がたっぷりできたので、たまっていた古代史ニュースを整理してデータに追加した。グーグルの無料ホームページは簡単につくれるが、自分の思い通りにはならない。そのあたりのもどかしさを感じながら。

2017年6月18日日曜日

「漢字の起源」をUP

 今はどうなのか知らないが、白川静氏の研究集大成である「字統」など三部作が平凡社から発売された頃、当時のマスコミはアイドルのごとく大騒ぎして持ち上げていた。しばらくして「字統」を読んでびっくり。それほどありがたがる必要はないんだよと言いたくて、「漢字の起源」をUPした。
 記憶には限りがあり、文字は失わないために記録したり、知識を共有するために作られた。家畜の数を数えたりするのが最初ではなかったか。管理の必要がなければ生まれなかっただろう。社会階級の出現という人間の組織化が文字を必要としたのである。何が必要かは社会によって異なる。必要がなければ言葉も生まれないし、文字にも現れない。白川氏の主張するように呪術や神の祭りの必要から生まれた文字もあるだろう。しかし、文字の成立そのものをそこに帰すのは行き過ぎだ。自然への恐れや神の祭りは文字の成立をはるかにさかのぼるはず。なぜ、その頃から生まれなかったのかということになる。縄文日本に文字は生まれなかった。小さな部族がバラバラに、比較的平等に暮らしているような社会は文字を必要としないだろう。
http://www.eonet.ne.jp/~temb/3/kanji.htm

2017年2月12日日曜日

新パソコン

「もう大丈夫だろう」と安心しかかったところで、何度も不意打ちをくらわされて、パソコンの不調はハード的な問題かと思えてきた。当たっているかどうかはわからない。さじを投げた。前の日曜、日本橋のマウスコンピューターへ行って、パソコンを注文、昨日届いて、今日は一日中、パソコンの環境整理だ。OSはSSDドライブに入っているので、起動は速くなっているし、前のゲートウェイパソコンから五年半経っている。すべての面で上回っているはずと期待は大きい。Windows7proが入っていた。Windows10proにするには、添え付けのディスクを使って書き換えなければならない。なつかしいWin7の画面を見て、このままでもいいかと一日迷ったが、ソフト類はどんどんWin10に移行していくわけだから、今更、古いものにこだわることはあるまいという結論に達した。ソフト類を入れて、やっと使えるようになってきたところだ。古いやつは部品を入れ替えて再生を図る。フル活用というにはほど遠い高機能パソコンを二台持って、何をするんだと自分に突っ込みたくなるが、捨てられないんだな。捨てたのは最初の二台、NECの98とエプソンの98互換機だけだ。

2017年1月28日土曜日

わからん!

 昨日、久しぶりに古代史ニュースが二つ入ったので、整理してUPした。久しぶりだったので、作り方を思い出せず、何度か失敗して、削除、やり直しで、イライラさせられた。慣れてくれば、もう少しきれいな読みやすい形に作れるだろう。まだ、グーグルサイトの持っている機能がわかっていない。
 今日、最初にパソコンを起動したとき、ネットにつながらなかった。アイコンが黄色の!マークを出していた。何度試みてもダメで、器具の異常を知らせる。あわててコードを買いに行って、取り替えたのだがダメ。タスクバーのアイコンには赤い×印が付いていた。元のコードに戻して、プチッと挿したら、あっけなくつながった。何が気に入らなかったんだ。次から次へ、予測不能の混乱に落とし入れてくれる。優秀な部下だと思っていたのに。

2017年1月27日金曜日

ちょっぴり進化して環境回復

 最新ビデオドライバーを入れて一週間。つつがなく使えているので、もう大丈夫という感じだ。新しく買ったカスペルスキーを入れ、ネットから様々な便利ソフトの最新版をダウンロードしてインストール。いらないものを整理し、身軽に再出発という感じだ。ビデオドライバーの影響はソフトに及んで captureD という画像切り取りソフトが動かなくなった。かわりに dtcut というソフトを入れる。仮想ドライブを作るのにCD革命を使っていたのだが、余計なものを入れてくれるので、フリーの Virtual Clone Drive を使うことにした。Windows10がISOイメージ作成機能を持っているので、ISOイメージファイルを作って、それを仮想ドライブにマウントさせるという方式だ。やったことがなかったので、少し戸惑ったが、二つの辞書は問題なく動いている。以前より中身はよくなっていると思う。時々、こういう大掃除をしなければいけないのだろう。犠牲はカスペルスキーの4800円ほど。アクティベーションのキーがわからなかった。やっと作業環境を元の形にできた。

2017年1月19日木曜日

最新ビデオドライバのインストール

 また、使用中に画面が消えて真っ黒になった。音楽が聞こえているから、グラフィック部分以外は問題がないはず。電源を切って、再び電源を入れると、何事もなかったようにロック画面が現れる。後のソフト起動も問題なし。これはビデオドライバか、ビデオボードそのものの問題だと絞れてきた。ネットで、Windows10、64ビット用、ラデオンHD5450の最新ドライバをダウンロードして、インストール。これでも異常が起こるなら、ビデオボードの買い換えである。それでダメだったらパソコンの買い換えになる。ビデオボードは三年も使っていないと思うのだが。交換したのはいつだっただろう。Windows7のアップデートでおかしくなった以前のビデオボードもWindows10なら使えるかもしれない。試すことはいろいろあるようだ。時間を食うね。

2017年1月18日水曜日

Windows10 のクリーンインストール

 個人設定を残してウィンドウズの初期化を行ったが、二、三日たってから、使用中にしばしばフリーズするようになった。これはどうしようもないと、あきらめる。データは外付けハードディスクに保存してあるので大丈夫。あとの作業を簡単にするため、保存してあったドライバ類やフリーソフトなどもコピーしておいた。
 設定の「回復」から、指示に従ってWndows10のクリーンインストールを行う。こちらはすることがない。仕事をしていればいつの間にか終わっている。きれいさっぱり消してくれた。
 ワードなどのアプリのインストールに取りかかる。アクティベーションで文句を言われはしないかと気になっていたが、おとがめなし。どこかにデータが残っているのだろう。有料ソフトはワード、アクセス、ワンノート2010、一太郎玄、ホームページビルダー、紙コピ、カスペルスキーの七つだけだ。あとはフリーソフトでまかなってきたのである。実際のところ、文書を印刷することもなくなって、ネットで html ファイルや作った画像を出すだけだから、ワードなどもあまり使わなくなっている。表計算は LibreOffice で十分だし。要求レベルの低い個人相手ではソフト会社もしんどそうだ。多少の不便を我慢する気があればフリーソフトだけでやっていけるだろう。
 カスペルスキーだけはどうにもならなかったが、少しずつ元の環境に近づいている。セキュリティはしばらくWindowsのディフェンダーでしのぐつもりだ。今日で三日目だが、今のところ不安な感じはない。このまま続いてほしいと願っている。
 AMD Radeon のビデオドライバだけは入れようと思わなかった。Windows10が用意しているドライバで何の問題もないようだし、今までのフリーズの原因として、ビデオドライバを疑っているからである。Windows7時代もそうだったが、最初は大丈夫だったのに、OSのアップデートでおかしくなるように思える。

2017年1月9日月曜日

Windows のクラッシュ

 パソコンでヨーロッパサッカーのダイジェストビデオを見ていたら、突然、画面が消えて、異常があったのでパソコンを再起動するという表示が出た。その時はそれで済んだが、あとでニュースを見ていた時、ブルー画面になって再起動である。何度やってもWindows が起動できず、ハード的に壊れたのかと思った。最終的に出してきたのが「Windows? システムだったかな?、を初期化します」だった。仕方なく個人設定を残して初期化を選んでクリックした。二時間ほどでそれが終わった。買った時の Windows7に戻るのではと懸念していたのに、Windows10 だったのはうれしかった。エッジを使ったり、エクスプローラを使ったり、入っているソフトを動かしただけなのに、何度もハングアップして再起動である。あんまり不安定なので、ワードなどのアプリを入れようという気にならなかった。その間も何かをダウンロードしていたらしく、更新して再起動という表示が出た。これ幸いと更新。そのおかげかして、今はマルチタスクでも安定して使えるようになった。しかし、まだ、不安が残っていて、重いアプリは入れていない。入れないと不便だし、このまま使って大丈夫か、新しいやつを買うかと心が揺れている。様子を見てダメだったら買い替えという決まったコースしかないのだけれど。

2017年1月7日土曜日

風邪を引く

 風邪を引いてしまった。思い当たるのは初詣の帰りの電車である。横で子供がクシャン、クシャンやっていた。お母さんにだっこされているから、私の顔の真横だ。あやつだな。電車は満員で逃げようがなかったし、子供相手に大人げないという気分もあった。降りたとき電車に手を振っていたけど、振り返したりするんじゃなかった。
 昨夜は鼻づまりで息苦しく、ほとんど眠れなかった。テレビで「お茶を飲むと良い」と言っていたから、お茶をマグカップに三杯くらい飲んだかもしれない。カフェインが効いたというのもあるだろう。九時にプラスチックゴミを捨てて、それから三時間近く眠れたようだ。少しでも眠れたら楽になる。午後、風邪薬を買いに出かけて、飲んで、今日は一日おとなしくしていた。夕方には、もう大丈夫だなと思えた。今日が仕事始のつもりだったけど、日曜からになりそうだ。
 「主治医を作れ」なんてよく書いてあるけど、風邪薬だけで治ってしまうので、医者には十五年以上行っていない。子供の頃は病弱だったが、二十歳を過ぎてから、四、五回行っただけではないか。主治医なんて無理だな。お世話になったお医者さんはみんな亡くなってしまったし。

2017年1月6日金曜日

停喪の解釈変更

 魏志倭人伝に「始死停喪十余日」という記述がある。「死に始まり、喪にとどまること十余日」と読んでいたのだが、「始め、死して喪にとどまること十余日」と変更することにした。これが岩波文庫などにある普通の解釈なのだが、どうにも納得がいかなかった。しかし、隋書地理志荊洲を翻訳して、同様の「始」の使い方があるのを知り、調べなおして、晋書賀循伝に停喪という言葉があるのを知った。「賀循が停喪、不葬を禁じた」という内容である。「不葬」は葬らないことだから、それとは少し違っている。「停喪」は最後には葬るのだが、死後しばらくはそのまま死体を置いておく、かりもがりと解釈するのが妥当だという結論に達した。
 自分の間違いを発見するのは残念だが、長年、引っかかっていたことに、やっと結論が出せた。岩波文庫の著者はそういう背景を知っていたということであろう。一般書籍レベルでは、そういうことは一切触れられていない。
 関連するファイル三つを変更する羽目になってしまった。PDFファイルも変更しなければならないがこれがちょっと面倒である。

2017年1月4日水曜日

隋書地理志、荊州の和訳 UP

 隋書地理志、荊州の和訳がやっと完成したのでUPした。あまり需要はないと思うが、中国南部の風俗を知るには役に立つ。江南は、もともと苗系民族が居住していて、同化して漢民族となった。
 漢族は文字どおり漢代に成立したもので、漢族、漢語を古代の中心に据えると、歴史学や言語学などは間違った結論に達してしまう。